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[152]昭和の歌「船頭可愛や」

第152回

■昭和の歌「船頭可愛や」

  『船頭可愛や』唄・音丸・・昭和10年

  ♪ 夢もぬれましょ     潮風夜風     船頭可愛や     エー船頭可愛や     波まくら     ♪

此の歌は#3までありますが、「音丸」は沢山の唄を歌っていますので、代表的なもののタイトルだけ列記しておきます。

  『下田夜曲』唄・「音丸」・・昭和11年
  『満州想えば』唄・「音丸」・・昭和11年
  『博多夜船』唄・「音丸」・・昭和11年

  『花嫁行進曲』唄・「音丸」・・昭和11年

 

 ♪ 髪は文金 高島田
    おもいうちかけ 角隠し
    私しゃ花嫁 器量よし
    皆さん覗いちゃ いやだわよ
    あんまり 見つめちゃ いやだわよ ♪

此の唄は#3までありますが、当時の花嫁の恥ずかしいと云う風情が現れていると思いますよ。しかし、これを唄ったのが「音丸姐さん」が30歳ですから・・一寸ね・・と云う感じです。

「音丸」姐さんは、東京麻布の出身で、明治39年12月8日の生まれで、本名は、永井満津と云います。生家は履き物商で、始めは生家の家業を手伝いながら、民謡グループに入って活躍していたと云います。そして昭和9年にその美声を買われてコロムビアと契約しました。

そして前に述べたような唄を次々に発表し、戦時下にヒットを飛ばしながら歌謡界に貢献して来ました。戦後の昭和23年にはキングに移籍して、「五木の子守唄」などをレコード化しています。

今手元に何歳の時の写真か分かりませんが、丸髷か島田か分かりませんが、髪を結った年配の「姐さん」と云う感じです。昭和51年1月18日に69歳の生涯を閉じました。


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