tax[021]固定資産税

2013年5月27日

固定資産税とは、毎年1月1日現在で、土地・家屋などの不動産、事業に使う償却資産 を所有している人が、その固定資産の価格をもとに算定される税額を、その固定資産 の所在する市町村に納める税金(地方税)です。地方税ですから地方自治団体によって多少税率が変わりますが、税額はおおむね以下のとおり。

◇課税標準額X税率(1.4/100)=税額
◇住宅用地のように課税標準の特例措置が適用される場合や土地について負担調整措 置が適用される場合などには、その課税標準額は価格よりも低く算定されます。

例:200m2までの部分は評価額の6分の1.200m2を超える部分については評価額の 3分の1。

償却資産とは?

会社や個人で工場や商店などを経営している方が、その事業のために用いることがで きる機械・器具・工具・備品等を償却資産といいます。レジスター、陳列ケース、自 動販売機、看板、等が償却資産に該当します。原則として、取得価額が20万円以上、 耐用年数が1年以上の償却資産は申告の対象となり、償却資産の課税標準額の合計が 150万円以上の場合に課税されます。

事業用に供している固定資産税や不動産取得税は、その納税額をその期の必要経費 (租税公課)とすることが出来ます。

また大規模なアパートの畳替えなどは、60万円を超えることもありますが、この場合もその資産の前年末の帳簿価額の10%以下であれば修繕費とすることが出来ます。

2000.4.13