[95]ジャガイモの植え付けと施肥

種ジャガイモ(トヨシロ)

種ジャガイモ(トヨシロ)

家庭で栽培して美味しくて収穫も多く大満足なのがジャガイモの栽培ではないでしょうか?種ジャガイモは種苗店やホームセンターで買うことができますがそろそろ販売も終わりに近いので、早めに手に入れましょう。

種ジャガイモは早めに買っておきますが、植付けはもう少し暖かくなってからのほうが良いです。関東でしたら3月以降になります。

ジャガイモもどうせなら有機栽培でチャレンジしたい。というご希望に応えて今日は有機資材をベースにジャガイモ畑に与える施肥量を示します。

 

◆使用する資材
牛ふん堆肥  100kg(200-300L)
スーパー源肥 8kg
米ぬか 10kg
骨粉   5kg
北陸産貝化石  5kg
ミネラルこんぶ  4kg
卵の殻     5kg
草木灰     2kg
※10坪(33m2)あたりの施肥量です。

◆準備
ジャガイモは冷涼な気候を好みますが、霜に弱いのでの植え付けは3月になってから行います。

植え付けの2週間前までに10坪あたり北陸産貝化石5kg、卵の殻5kgを全面散布し軽く耕しておきます。

植え付け1週間前に牛ふん堆肥100kg、スーパーバイオ8kg、米ぬか+ふすま10kg、海藻パワー4kgを投入し耕起後、60cmの畝を作ります。

◆植え付け
ジャガイモは一つ30gくらいになるように切っておきます。切り口に腐敗防止に草木灰をまぶします。草木灰はカリ分の補給にも役立ちますので、余った草木灰は畑に撒きます。

畝に深さ10cmの植え溝を掘り、切った種芋を切り口を下にして並べます。

株と株の間は30cm~40cmくらいとし、株間に油粕+骨粉を一掴みづつ施肥します。

覆土は種芋が隠れる7~8cmくらいとします。あまり深植えすると生育が遅れます。

必要に応じてマルチフィルムで覆いますと、初期の生育が良好になります。

◆手入れ
植え付け2~3週間ほどで発芽します。

草丈8~10cm位の頃、株元を押えながら1~2本残してかき取ります。(芽かき作業)

芽が15cmくらいに伸びた頃に1回目の5cmくらいの土寄せをします。その後2週間したら、再度5cmくらいの土寄せをします。新しくできた小芋が土の上に出ないようにするためです。ジャガイモはこの土寄せが一番大事な作業です。

元肥をしっかり行っていれば追肥は必要ありませんが、生育が芳しくないときは草丈20cmくらいのなって蕾が見えなじめた頃、即効性の化成肥料や液体肥料を適宜与えます。

◆収穫
花が咲いて、葉が黄色く枯れ始めた頃が収穫期です。晴天つづきの頃を見計らって収穫します。
畑でそのまま乾かし、ある程度乾いたら日陰に移して、薄く並べて乾燥させます。

あまり日にさらすと、緑色に変わって味が落ちます。また積み上げて保管すると腐りやすいです。必ず冷暗所に薄く並べて保管します。

●各資材の特徴
牛ふん堆肥
微生物の住処やえさとなる基本的な有機物です。必ず発酵済みの完熟物を与えます。
スーパー源肥
土壌菌のバランスを整える優良酵母菌を配合した有効菌体肥料です。
米ぬか
脱脂米ぬか・フスマ共に各種アミノ酸等を多く含み、発酵促進剤として有効です。
骨粉
骨粉は緩やかに土壌分解され、りん酸肥料として作物に吸収されます。油粕は古来より定評のある窒素主体のバランスの良い肥料です。
北陸産貝化石
太古の海洋生物が堆積してできたカルシウムを多く含む肥料です。
ミネラルこんぶ
各種ビタミン、アミノ酸、海洋ミネラルを多く含む有機資材です。食味の向上効果があります。
卵の殻
炭酸カルシウムを主成分とするアルカリ資材です。
草木灰
カリ分の補給と腐敗防止に使います。
黒マルチ「幅95cmx長さ10m(穴なし)」

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