[232]トマトの青枯れ病対策

青枯れ病とは?

青枯れ病はトマトやナス等のナス科植物をはじめ、200種以上の植物に感染、枯死させる深刻な被害をもたらす病害です。
地上部が急速に萎れて、植物が青々としている状態でも枯死するため、この名が付きました。
病原菌は細菌である青枯病菌。
薬で根絶することが難しく、地中に何年も行き続け、宿主植物が植えられると寄生して発病するやっかいな病気です。
その被害は甚大であり、むしろナス科の作物は諦めて植えないほうが、手取り早いともいわれています。

しかしそれでは身も蓋もないので、微生物資材トーマスくんを使った病害軽減策をご提示します。

青枯れ病対策として、根絶はできませんが病原菌の密度を減らすことはできます。
密度が減れば、病害の被害も少なくて済みます。

根本的な考えとしては微生物は微生物で抑えるということ。
微生物豊富な肥えた土壌にし、有用な微生物を増やし、相対的に病原菌密度を抑える方法です。
これには年数がかかりますので、心してかかります。

微生物豊富な土壌作りとして10a当たり 1トン程度の完熟堆肥、米ぬか200~
300kg、海藻源肥200~300kgを投入し耕耘します。
その後トーマスくん4~6リットルを満遍なく散布できる量に水で希釈し、散布。土壌水分を多め(60%)にし30~50日被覆養生します。
この様な施肥を繰り返していくことで年々改善されていきます。

(10a=1000平方メートルなので、それより狭い圃場の場合は同じ比率で縮小して施用してください)

即改善をしたいならば、土壌消毒(太陽熱、クロピク=劇物などの燻蒸剤処理)をして一度リセットし、上記の土づくりを施すのも一案です。

また、青枯れの抵抗性のある台木を使用した苗を使うのもいいと思います。
ナスやトマトなどは接木苗が販売されていますので、こちらを利用すると病害に悩まなくて済みます。
接木苗は少し高いですが、後々の手間や被害を考えると安いかもです。

ポイント

・青枯れ病は根絶は難しい
・病原菌は有用微生物菌で抑える
・トーマスくんで理想的な土壌環境を作ると良い
・苗は接木苗を使うと病害に悩まなくて済む

【関連資材】
トーマス菌ペアセット(トーマスくん+穂宝源) 
発酵牛ふん堆肥【400L(40リットルx10袋)】
海藻源肥【15kg】ETO菌と併用する特殊活性堆肥

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