花数・花の大きさ・果実増収に効果あり

バットグアノはリン酸分を多く含みます。リン酸は、花を多く咲かせ、その先のプロセスである果実を充実させます。

植物は花粉を昆虫によっておしべからめしべに受粉させるために昆虫の力を借ります。そのために、大きな花を咲かせ昆虫の注意を引き、目立つように鮮やかな色を発色させます。花を咲かせるという生理現象は、多くの昆虫を寄せ付けるためなのです。

多くの昆虫をひきつける発色の良い花は、多くの果実を結びます。これがリン酸の仕事。つまり大きな花、数多く咲かせる、多くの果実を収穫するには固定化されにくいリン酸分を持ったバットグアノが最適です。

果実の糖度上昇に効果あり

花を咲かせた後の植物は果実を結びます。その果実の中には種が詰まっています。その種をばら撒いてもらうためには、また他の動物の手を借りる必要があります。この場合に役立つのがその果実が「甘くおいしい」ことが条件です。

リン酸は果実を「甘くおいしい」ものにすることにも効果があります。果実に引き寄せられた動物はその果実を食し、その中に含まれる種は無事に大地に撒かれます。これこそ植物の目的。

果実の糖度をあげるならば、リン酸肥料は欠かせません。リン酸は固定化しやすいので、固定化されにくいバットグアノが果樹生産業者に好まれるのもうなづけます。

根張りにバットグアノ

リン酸は主に花、そして結実に効果があるといわれますが、実は根張りにも大きく影響するのです。リン酸は根の細胞分裂にかかわっており、根を伸ばす働きがあります。

植物には根を伸ばして栄養分を吸収しようとする意欲があります。その栄養分のうちリン酸は根の先端でしか吸収できないという性格があります。しかもリン酸は土壌中にじっとしているため、一度リン酸を吸収した根は違うところにその先端を伸ばして次のリン酸を吸収しなければなりません。リン酸を吸収するのは結構大変な仕事なのです。

リン酸を求めて根を伸ばさせるにはその時点で吸収されやすい形のリン酸である必要があります。ク溶性リン酸分を多く含むバットグアノは、根の生長力を助長する働きがあるのです。バットグアノを施肥した苗は、網の目状に根張りの良い苗になります。