新旧ファミレスの現状と押し寄せる新しいフードサービス。果たしてファミレスは生き残れるのか?

2001年9月30日訪問:神谷バー 浅草

神谷バー 浅草
神谷バー
訪問日:2001年9月30日
雷門
天気も悪いし、遠出せず、ぶらり浅草に出かけてみた。雷門は修学旅行中の女子高生で溢れかえっている。浅草には古きよき店が多い。今日はその中でも老舗中の老舗「神谷バー」を訪問した。

神谷バーは浅草にある日本でも最も古い部類に入る酒場です。初代神谷傅兵衛が浅草区花川戸町四番地に「みかはや銘酒店」を開業し、酒の一杯売りを始めたのが1880年(明治13年)の4月。その後店を西洋風に改装し、現在にいたるまで浅草の顔となっています。今回はその神谷バーを訪問しました。

神谷傅兵衛は日本のワイン王の異名を持ち、神谷バーのほか茨城県牛久市にある牛久シャトーの創設者として知られています。生涯を日本人のためのワイン造りに捧げた偉人ともいえるでしょう。

神谷バーに来たらまず注文しなくてはならないのがデンキブランです。これはブランデー風味のカクテルなのですが、その歴史は1882年(明治15年)まで遡ります。

電気が珍しい明治の頃は、目新しいものというとなんでも「電気○○○」などと呼び人々の関心を集めていたようです。また当時のデンキブランは大変強いお酒でアルコール45度あったとされます。その強いアルコールがビリビリくるということで電気のイメージが重なりデンキブランの名がぴったりだったわけです。

デンキブランのブランはベースになっているブランデーのブラン。ブランデーのほかジン、ワインキュラソー、薬草などがブレンドされています。しかしその分量は未だもって秘伝の企業秘密だそうです。

飲みごこちは甘い薬草酒という感じで、ぐいぐい飲めるものではありません。アルコールは当時の45度という強い酒ではなく30度くらいに落としているようですがそれでも喉にカッと来ます。ちなみにデンキブランオールドというメニューもありこれは40度とかなり強め。お酒に強い人はチャレンジしてみてください。一緒に生ビールも頼んで、デンキブランと交互に飲むのが「カミヤ流」とのこと。

店内は広く明るく健全なビヤホールという感じ。この不景気なご時世に満席という有りようです。酒のつまみには古きよき時代の洋食が用意されていてこれまた安く美味しくリーズナブルです。その都度食券を買って注文するのもレトロでいいですね。

今回いただいたのは、もつ煮込み¥510とおでん¥410、それにデンキブラン¥260。料理はいずれもあっさりとして薄味。健康にも気を使っているという感じです。価格は消費税込みの値段なので極めて明朗会計。食券制は大勢で来てもトラブルがないのがいいですね。自分の好きなものを買えばいいのですから。

二階には神谷レストラン、三階は神谷割烹料理店がありますが、初めての人はやはりここ神谷バーをお勧めします。店内に入った瞬間40年くらい逆戻りしたような錯覚に襲われるはずです。


神谷バー

神谷バーは日本で最も古い部類に入る酒場。初代神谷傅兵衛が浅草区花川戸町四番地に「みかはや銘酒店」を開業し、酒の一杯売りを始めたのが1880年(明治13年)の4月。その後店を西洋風に改装し、現在にいたるまで浅草の顔となっている。

1丁目1番地

神谷バーは浅草1丁目1番1号という最高の立地にある。1階はバー、二階には神谷レストラン、三階は神谷割烹料理店があるが、オススメはやはり神谷バー。店内に入った瞬間、40年くらいタイムスリップしたような錯覚に襲われる。

ショウウインドウ

バーといってもこのように、一時代前のお好み食堂的ショーケースが入り口に陣取っている。当然ながら注文は前もって食券を買う仕組み。

食券を買う

とりあえず、煮込みとおでん、そして名物「デンキブラン」の食券をレジで買う。空いているテーブルにつくと、すかさずこれまたここで40年はやってそうなウェイトレスさんが足早にやってきて食券を切る。

ビールメニュー

ビールメニューが意外と充実している。

これがデンキブラン

これが名物の「デンキブラン」。養命酒と梅酒とブランデーを混ぜたような味。不味くはないが美味しいものでもない。ビールを一緒に注文し、交互にいただくのが「神谷流」とのこと。
デンキブランのブランはベースになっているブランデーのブラン。ブランデーのほかジン、ワインキュラソー、薬草などがブレンドされている。しかしその分量は未だもって秘伝の企業秘密。


おでんとデンキブラン

あっさり仕上げた「おでん」と「デンキブラン」が妙に合う。

煮込み

狂牛病もなんのそのというわけで煮込みを注文。しかし、この時はすっかり狂牛病のことは忘れていて、出てきてからしまったと思うが、時既に遅し。けれど、美味しくいただきました。

ウスターソース

カスターはウスターソースを常備。揚げ物も多いメニューなのでソースは欠かせないが、ウスターソースというところに妙なこだわりを感じる。

神谷バーオフィシャルホームページ
http://www.kamiya-bar.com/

電話:Tel (03)3841-5400 Fax (03)3841-5563
住所:〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目1番1号
営業時間:AM11:30~PM10:00
定休日:火曜日
交通手段:
●営団地下鉄・銀座線・・・浅草駅下車 3番 出口
●都営地下鉄・浅草線・・・浅草駅下車 A5番出口
●東武本線・伊勢崎線・・・浅草駅下車 正面出口
いずれも徒歩1-2分
駐車場:雷門地下駐車場が便利

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