ちょっと横浜まで出かけてみた。通常ならば中華街でお食事、ということになるのだがちょっと足を伸ばし、噂の「横浜赤レンガ倉庫」まで行ってみた。ここは昔本当に使われていた赤レンガでできた倉庫を今流に復活させた横浜の新しいスポットだ。赤レンガでできたその風貌が横浜に良く似合う。

場所的には横浜中華街とみなとみらいのほぼ中間にあり、中華街からは歩けない距離ではないが結構遠く感じる。一号館と二号館があり、飲食店やショップが入っているのが二号館。一号館はホールになっていて客も少ないが、二号館はかなりにぎやか。

食事は1階と3階でとることができるが、お安いのは1階のフード街。ここはほとんどの店がカフェテリアになっていてそれぞれ自分の好きな料理を好きな席で食事することができる。横に長くしたフードコートタイプで最近こういうタイプの飲食スペースが多い。

せっかく横浜にきたので崎陽軒「菜演房(サイエンボウ)」で食事をする。カフェテリアといっても作り置きの料理は少なく、客の注文を受けてその場で作るできたてアツアツの中国料理。パレットを選べば好きなご飯に好きなおかずが選べてなかなかおいしい。そのほか丼もの麺類も単品で注文できる。値段もお一人様参考平均予算800円と中華街より安く済むのも魅力。

気になったのは閉店時間の早さだ。営業時間が夜9時までとなっているのに8時半でほぼ営業はおしまい。なかにはドリンクのみの販売に限定しているという店もあった。営業時間中なのに早々と仕舞い作業をする光景は落ち着かないし、まったくいただけない。従業員はよっぽど早く帰りたいらしい。

3階の飲食街は1階よりも高級店が軒を並べ、こちらは深夜営業をしている店もあり、遅くに来店した人は3階でのんびりするのが良いだろう。入店はしなかったが和風カフェの「Chano-ma(チャノマ)」は行列ができていた。次に来たときはぜひ訪問してみたいと思う。

崎陽軒「菜演房(サイエンボウ)」訪問記

2003/03/02

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