[061]メールマナー~ソノ1~

メールは電話より気軽で、しかも電話のように相手の都合に関係なく呼びつけることもなく大変便利なものですが、電子メールには別なマナーが必要になってきます。今日は皆さんが普段親しんでいる電子メールについて色々話をしたいと思います。

【全角35文字で改行する】

メールの文字数は、相手に読みやすくするために半角70字(全角35文字)で改行すると読みやすくなります。ちなみにこのメールは全角35文字で改行されています。メール文は行間が無いため、長いときは適当なところで空白行を入れたりすると読みやすくなります。改行をいれずにだらだら書いたメールは途中で文字化けすることもあるので必ず改行はするようにしましょう。またメールを書くときには半角カナは使わないようにしましょう。半角カナは相手によって文字化けしてしまって、全然読めなくなってしまうことがあります。

【挨拶をする】

電話をして、いきなり用件を言う人はいませんよね?まず、挨拶するのが普通です。電子メールも同じです。「こんにちは」の一言がメールでの会話を和ませます。

【タイトルは本文を要約したものを使う】

挨拶をするのはいいのですが、それをメールのタイトル(サブジェクト)でする人がいます。これはあとでメールを探す時非常に困ります。タイトルが「こんにちは」では内容がわかりません。メールのタイトルは内容がわかるものをつけましょう。

【返信のタイトルはそのままで】

話題が変更されずメールの内容に対して返事をする時は、タイトルを変えないほうが親切です。タイトルを変えてしまうとメールの流れがわからなくなってしまうからです。こんな時よりによって「こんばんは」などとやられたらかなりひんしゅく。逆に、話題が変わるときは、タイトルを変えなければなりません。でないと、同じタイトルのメールがズラリ並んでしまって、どこから話題が変わったかわからなくなってしまうからです。

【添付ファイル】

メールで便利なのが本文に添付ファイルが付けられる事です。しかし添付ファイルがあまり大きいと、送るのにも時間がかかり、相手が受け取るときも時間がかかってしまいます。また相手のメールボックスの容量によっては受け取れない場合もあります。添付ファイルを送るときは大きさに十分気をつけましょう。また添付ファイルにはウイルスが含まれていることが多く、例えば私のように見ず知らずの人からの添付ファイルは開かず捨てる人も多いと知っておくべきでしょう。前もって、添付ファイルの予告メールをしておくと安全です。

【会社のメールアドレス】

会社のアドレスを個人で使っている人も多いと思います。****@****.co.jpというようなアドレスですね。これは私用で使っていい場合でも、その内容は会社のメールサーバー管理者に読まれていると思ってください。くだらない痴話メールで解雇になることは無いと思いますが、会社の秘密を漏洩するようなしぐさは禁物です。管理者は秘密漏洩には敏感ですから。

次回は[062]メールマナー~ソノ2~です。

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