[048]婚約の解消

婚約が成立してみんなでお祝いしたのになかなか結婚しない二人。それとなく聞いてもはっきりしない返事。周囲の人も聞くに聞けない状態が続く。そのうち風の便りで婚約を解消したとか・・・

こういうことって結構よくあります。ま、人間関係だけでも難しいのに結婚となれば家の問題もありますし、なかなか二人だけの意思ではどうにもならないところもあるようです。ま、回りがとやかく言ってもしょうがないですからこう言う時は触れず触らずほっといてあげましょう。

婚約の解消には色々な原因が考えられますが、なかでも多いのが1)両家どちらかに不幸があった。あるいは事故があった等。2)相手に自分以外の異性がいたとき。3)宗教・思想が違うときなどです。こう言う時は、仲人を介して交際を中止します。親が出ていってはいけません。へたにさわがず仲人に任せます。その為の仲人ですから。

破談になったら、結納金、婚約指輪などもらったものは原則としてすべて返します。男性側からの申出で破談になったときは、女性側がもらった結納金は慰謝料という形なりますから、もらったままでも構いません。しかし形に残るものは返した方が無難でしょう。

【婚約祝いとして、周囲からお祝いをもらってしまっている場合】

これって返される方も困るのですが、もらった方はもっと困っているので、気持ち良く返却に応じましょう。現金をもらっている場合は同額の現金または商品券に挨拶状をつけて返します。品物をもらった場合は、これこそ返されても困るので、品物に見合った商品券をお返しするのがいいでしょう。

さて、残ったお祝いの品物ですが、どうしましょう?気を取り直して、婚約破談の記念としてとっとくのも、あとになってみれば良い思い出になるかもしれません。棄てちゃもったいない!