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[10]披露宴の作り方(その3)

第10回

披露宴の作り方(その3)

この夏、花火を見に行きましたか?花火がボンと音を立てて開く瞬間は感動しますね。また誰と一緒に見るかが大切ですよね。この夏の素敵な思い出と共にまもなく披露宴を迎える皆さん。今回はプロフイール紹介の映像編です。

まず会場の音響設備が必要ですが、スクリーンやマイク、スピーカー等が悪くてはどんな演出も台無しです。打ち合わせで担当者にそんな事を聞いたら嫌われてしまいますので、さりげなくこれまでの評判など調べておきましょう。

以前はお二人の思い出のアルバムから写真をスライドにしたり、ビデオに収めたものを列席者にスクリーンで見てもらい司会者のコメント入りで紹介する事が多かったようですが、最近はほとんどパソコンで編集した映像です。文字で説明入りのものが多くプロジェクターを使って映します。また、バックに流れるBGMによりイメージが全く違ってきますので、がんばってこだわりの一曲を探してくださいね。コメントなしで音楽の歌詞やイメージで、お二人らしさを出せたら素敵です。ここで、最近、いいなーーと思った方法を少しご紹介します。

映像の初めにご両親の結婚式の時の写真を取り入れて、こんなお二人から誕生したというイメージでお二人の赤ちゃんの写真へと続けるというもの。ご両親に内緒にすると当日すごく盛り上がります。

会場にお客様が揃い、まもなく新郎新婦を迎えるという時間に会場の照明が落ち、司会者のコメントと共に音楽が流れスクリーンに映像が映し出され、ラストのお二人のツーショットから会場入り口にスポットが当たり、新郎新婦の登場。これから始まる披露宴の雰囲気作りに最高です。

他にどんな時に映像を取り入れるかと言うと、

  • 披露宴の中で人前式を行い、花嫁が白無垢から色内掛けへと代える時間を借りて
  • 開宴の辞の後、媒酌人がいない場合、プロフイール紹介を兼ねて
  • お色直し退場中(これはあまりお勧めしません。それは、映像の為に会場を暗くすると、歓談もお食事もゆっくりできないからです。)
  • キャンドル・アクアサービス中、スクリーンにさりげなく映してお二人が挨拶にくるまで、お客様に見ていただく

など。

いずれにしても、披露宴に列席している皆さんにお二人の成長ぶりを見ていただき、こんな二人ですが、これからも宜しくという気持ちが伝えられたらいいですよね。

2005.08.19