[107]電子申告(e-Tax)にチャレンジ-4-

前回より続き>
《2回の再起動の末、送信完了、正常終了》
再起動をして、再度e-Taxホームページにアクセス。前回のデータを呼び出して、再度送信を試みます。今度は何とか成功したようです。e-Taxソフトを起動して中にあるメッセージを確認します。メッセージに「送信完了」があれば、成功しています。
e-Taxは、ICカードリーダーのドライバソフト、市役所の電子認証ソフト、そしてe-Tax電子申告クライアントソフトの連携が成功して初めて申告が実現するものです。そこに至るには艱難辛苦があります。エラーを起こしたときに、解決策はヘルプにあるものの、その内容はきわめて難解です。
この仕組みをもっとハードルの低いものとするには、ICカードの仕様の統一、そしてカードリーダーの仕様の一元化、そしてクライアントソフトの一本化が必須でしょう。でないとエラーが起こったときに解決策が見つからず、多くの一般人は断念することになってしまうでしょう。
私の場合、e-Tax電子申告することで今まで添付が必要だった源泉徴収票や生命保険料控除証明書などが不要になりました。しかし、これはおそらく煩雑さを防止するための税務署の便宜上の策だと思います。これらの資料が不要なわけがありません。
企業によっては源泉徴収票をe-tax用にXMLデータで提供しているところもあるようです。添付種類についても、環境整備がまだまだ必要であるという感じがしました。
クルマのETCと比較した場合、e-Taxはまだまだ見直しが必要なシステムといい切ることができます。
e-Taxホームページ