tax[162]課税遺産総額の算出

2013年6月2日

これまでやってきた土地や建物などの評価額をもとに課税遺産総額を計算してみましょう。最初に「遺産の課税価額の合計額」の算出をします。

・相続または遺贈で取得した財産「土地、建物、事業用財産(機械器具、商品等)」のほかに預貯金、現金、有価証券、家財道具(書画、骨董、自動車等)、その他の債権(貸付金、未収金等)に生命保険金、退職手当金、死亡前3年以内にもらった財産を加えます。

そこからマイナスの資産(債務)を差し引きます。

・借入金、未払金などの債務や葬式費用

残ったのが遺産の課税価額の総額です。

ここから課税遺産総額の算出をします。

「課税遺産総額」=遺産の課税価額の合計額ー基礎控除(5000万円+1000万円x法定相続人の人数)

相続税はこの「課税遺産総額」の金額に対してかかります。したがって課税価格の合計が基礎控除額より少なければ相続税は1円もかかりません。またその場合は申告も不要です。

なお、基礎控除額は上の数式の通り、法定相続人の人数で決まります。人数が多いほど基礎控除額も増えます。

2004.10.18