tax[108]人間ドックの費用

2013年6月3日

そろそろ確定申告の準備として、去年1年間にかかった医療費などを整理する季節となりました。

人間ドックなど健康診断にかかった費用は通常は医療費控除になりません。健康診断や人間ドックは「医療」ではないからです。

しかし、その人間ドックで重大な疾病がみつかり、続けてその治療を要した時には、最初の人間ドック費用までを含めて医療費とすることができます。つまり医療費控除の対象になるということです。

疾病が発見されてもそれが軽度であり、治療を要さない場合は医療費控除の対象とはなりません。人間ドックも自分でかかるとバカにならない費用がかかりますので要養チェックですね。

その他医療費の対象とならない費用の例です。

◆流行の美容整形。容姿を美化し、又は容貌を変えるなどの目的で支払った整形手術の費用
◆同じく、男性自身改良手術代(真性包茎は疾病とされ治療を要しますが仮性包茎は病気ではないので治療は不要とされています)
◆健康増進や疾病予防などのための医薬品の購入費
◆人間ドックなど健康診断のための費用
◆医師等に対する謝礼金
◆介護や看病を親戚に頼んだ場合の謝礼

などなど。