[326]いつもと違う切手で手紙を出す

どうも携帯電話とメールが普及してから、人との関係がかえって粗雑になったように思えます。連絡がすぐ取れるのはいいのだけれど、些細なことで人間関係が崩れる。

私は普段はメールをメインに仕事をしていますが、肝心なところでは電話で確認。必要な書類などPDFを添付するのではなく郵便で出すようにしています。こういった昔ながらのコミュニケーションがなんだかホッとする今日この頃。郵政事業は民営化しましたが、郵便局の社員は昔ながらの仕事ぶり。日付スタンプをぽんぽんと押すスタイルは何故か心和みます。

ところで、私らが子供の頃(昭和30年代)は切手収集というのが流行っていました。特に浮世絵切手が人気で「見返り美人」や「月に雁」は値段も張っていて、当時の子供には手が出ない代物でした。

そんな世相を反映して、記念切手の発売日には郵便局には行列ができていたものです。しかし次第に発行される枚数が多くなり、買っても価格が上がらなくなると次第に切手収集の人気もなくなってきてしまいました。

昔は未使用の切手が人気で、使用済みのものはごみ同然でしたが、今は未使用切手でも額面以上の価値が出ません。そんな記念切手をむしろ普通の手紙に積極的に使ってみてはいかがでしょうか。

今年になって発売された切手は「霊峰冨士と四季の植物(1/23発売)」。大型の80円切手で使うのがもったいないくらいきれいな切手です。これを貼って出せば、先方の人はまずその封筒の表紙に目を奪われることでしょう。

2月には「まんが日本昔話シリーズ第7弾(2/22発売)」が発売されました。お子様のいる家庭へ出す手紙にふさわしいデザインです。3月21日には「日本天文学会創立100周年記念」切手が発売予定です。太陽系の惑星や人工衛星などをデザインした切手で、男の子の居る家庭へ向けた手紙に向いています。

日本郵便ではこのような特殊切手・ふるさと切手などをほぼ月二回のペースで発行していますので、ぜひ利用したいものです。先方を大事にするあなたの気持ちが伝わること請合います。

   ?いつもと違う切手でいつもよりうれしい気持ちを贈る?

本来切手は使うものであって、使わずにとっておくものではありません。本来の目的のために大いに使ってあげようではありませんか。

新着切手情報一覧(郵便事業株式会社)

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著者プロフィール

たまごや
1954年1月東京中野区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。現在茨城県にて有限会社たまごや主催。独自の視点によるコンテンツの発信と「感動の園芸・儲かる農業」をテーマとした肥料販売サイト「たまごや商店」を手がける。